【トマト】生活習慣病予防と美容・ダイエットに!

トマト

西洋では、「トマトが赤くなると医者が青くなる」と言われるほど健康効果抜群の食材です。

自分は子供の頃、食べられなくてよく怒られましたし、トマトジュースも駄目でした。
今ではどちらも平気ですが、やはり生のトマトは未だ苦手意識があります。

あの青臭さに抵抗があるんですよね。
ですから、サラダで食べる時もレンジにかけて温めます。
こうすると甘さが増して食べやすくなるからです。

トマトの栄養は、赤い色素『リコピン(リコペン)』によるところが大きいです。
リコピンは老化を防止したり、ガンを予防したり、美肌に役立ったり、ダイエット効果もあったりと、
まさに万能選手です。
毎日食べてもいい野菜と言えます。

色が濃いものほどリコピンの含有量は多いですから、真っ赤に熟しているものを選びましょう。
新鮮なものは、皮にハリがあって、ヘタと逆側の先から放射状に数本のスジが綺麗に入っています。
手に持ってみて、重い方が旨み成分のグルタミン酸が多くておいしいですよ。

保存するときは、ヘタを下にして、
風通しのいい常温の場所においておくと、熟成してリコピンも増えます。

トマトは2種類の系統があって、赤系とピンク系に分かれます。
味も違いますが、リコピンの含有量も変わります。

一般的に流通している桃太郎やファーストトマトはピンク系です。
皮が薄く柔らかいし、青臭みが少ないため、生でも食べやすいです。

ミニトマトやイタリアントマトは赤系になります。
皮と果肉がしっかりしています。
加熱することで旨みが強まる品種なので、加工したり調理用によく利用されます。
100g中のリコピン量は5~7gと、ピンク系より2倍以上多いですから、
リコピン優先なら、赤系を選ぶのがおすすめです。

リコピンは油と一緒に摂取すると吸収率が高まることから、
オリーブオイルをかけて食べると更にいいです。

乳製品との相性もバッチリなので、
我が家では、モッツァレラチーズとトマトを薄切りにして、
エキストラバージンオリーブオイルをかけた
カプレーゼ』をよく作ります。

トマトの栄養素(100gあたりの成分)

五訂日本食品標準成分表より

エネルギー:19kcal
食物繊維:1.0g
カロテン:540μg
ビタミンC:15mg
ビタミンE:mg
ビタミンB1:0.05mg
ビタミンB2:0.02mg
ビタミンB6:0.08mg
ビタミンK:4μg
葉酸:22μg
パントテン酸:0.17mg
カリウム:210mg
カルシウム:7mg
マグネシウム:9mg
鉄:0.2mg
亜鉛:0.1mg

トマトの健康効果

夜トマトダイエットは本当に効果ある?

何年か前に『夜トマトダイエット』が流行りました。
これは、夕食にトマトを一緒に食べて痩せようというダイエット方法です。

夜にトマトを食べることで、脂肪を燃焼させる成長ホルモンを活性化を図ります。
リコピンにはデトックス作用もあるので、便秘解消にもなって痩せることが期待できます。

食べた脂肪は、腸でリパーゼという消化酵素に分解されて体内に吸収されますが、
その脂肪の吸収を阻害する作用が最も強いのがリコピンなのです。
脂物と一緒にトマトを食べると太りにくかったんですね。

参考までに、具体的なやり方を書いておくと、
毎回の夕食にリコピン15mgを目安に摂取します。

生のトマトなら大きめ2個
プチトマトなら17個
トマトジュースなら200ミリリットル(1缶)
トマトケチャップやトマトピューレなら大さじ4杯弱
ホールトマトなら一缶弱

別にトマトをそのまま食べる必要はなく、料理の素材として使ってOKです。
というより、そのままでこの量を食べるのは、まず不可能でしょう。

★実践のポイント
その一:長期戦を覚悟してください。最低でも3~6ヶ月の期間を見込みましょう。
短期間で痩せようとすると、逆に健康を害します。

その二:規則正しい生活を心がける。
ダイエットの基本は規則正しい生活習慣です。
例え、夜トマトで体重が落ちたとしても、乱れた生活習慣を続けていてはリバウンド真っ逆さまです。

その三:体を冷やさないように注意する。
トマトは夏が旬ですから、体を冷やす効果があります。
体が冷えると代謝が落ちて痩せにくくなるため、加熱するして食べる方が成果が上がります。

生活習慣病・がんの予防にも

リコピンはファイトケミカルの中のカロチノイドに属しています。

カロチノイドにはビタミンE、ビタミンCと同様に強い抗酸化作用があります。
これによって細胞を異常化させる活性酸素を抑制して、
ガンや心臓疾患、動脈硬化を予防する効果があります。

ある調査では、週に7回以上トマトを摂取した人と、1回以下しか摂取しなかった人を比較したところ、
週に7回以上トマトを摂取した人は、心臓病になる危険性が約30%も低かったそうです。
さらに、トマトが脳卒中のリスクを55%も削減するというデータもあります。

他にも、血液中のリコピンやビタミン濃度の低い女性は子宮頚ガンにかかりやすかったり、
慢性大腸炎を起こしやすいこともわかったそうです。

ちなみに、タバコはリコピンを減らしてしまいます
タバコを3本吸うと、その害を消すのに血中リコピン濃度を40%分も消費してしまうとのことです。

リコピンは免疫機能を活性化して体を丈夫にする働きもありますから、
タバコを吸う人は、その分多くリコピンを摂取する必要がありますね。

また、2012年2月に日本の研究グループが
トマトから脂肪肝、血中中性脂肪改善に有効な健康成分を発見し、効果を肥満マウスで確認した
との報告があります。

美肌効果

トマトには、日焼けなどによる肌の老化を防ぐ作用がありますから、
女性には嬉しい限りです。

肌の酸化によるシミやシワの予防・改善や、老化を防ぐ作用など肌や皮膚を若々しく保つ美容作用が期待できます。
そして、βカロテンは肌の角質化を予防して、シミを作りにくくしてくれる効果もあります。

老化防止や美白効果を期待するなら、1日に15mgのリコピンを摂取が望ましいです。

リコピンを効率的に摂取するには

ファイトケミカルのリコピンには様々な健康作用が認められていて、
その効能を得るには、10~20mgを毎日摂るのが理想とされています。

しかしながら、問題があり、トマトを生のまま食べても吸収率が低いのです。
そのため、リコピンの吸収量を最大化するために「加熱」しましょう。

加熱することで細胞の膜が壊れます。
これによって、リコピンが吸収されやすくなるのです。

また加熱すると、旨み成分であるグルタミン酸が凝縮されることから、
青臭さが消えてコクが深まります。

全体のカサも減って、生よりたくさん食べられるようにもなりますよ。

さらに油と一緒に食べることで吸収が助けられます。
リコピンは、ビタミンEやビタミンAと同様に脂溶性だからです。

簡単なところでは、
トマトジュースにオリーブオイルをたらして粉チーズを振り、
軽くレンジで温めます。
夜、小腹がすいた時の夜食スープに最高ですよ。

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