【モロヘイヤ】野菜の王様と呼ばれてます

モロヘイヤ

モロヘイヤは、自分が小さい頃は見かけなかった野菜です。
それもそのはず、日本に入ってきたのは、20年くらい前と歴史の浅い野菜です。
ですが、その栄養量の多さが注目されて、今では日本各地で栽培されています。
今では、スーパーなどでも手軽に買うことができますよ。

モロヘイヤの原産地はインドやエジプトを中心とした中近東。
アラビア語で「王様の野菜」という意味です。

その昔、どんな治療をしても治らなかった病を抱えたエジプトの王様が
モロヘイヤのスープを飲んだら回復したという逸話も伝わっています。

モロヘイヤには、非常に多く種類、そして多量の栄養成分が含まれています。
疲労回復を促すビタミンB1やビタミンB2、ビタミンEを始めとして、
抵抗力を高めるβ-カロテンやビタミンC、
そしてカルシウム、マグネシウム、カリウムなどのミネラルも多いです。

栄養価が高いことで知られるホウレンソウや小松菜よりも、
多くのβ-カロテンやカルシウムを含んでいるから驚きです。

夏が旬なので、夏バテ対策には最高の食材ですよ

スーパーで選ぶときには、葉先や茎の切り口が黒っぽく変色しておらず、
葉は緑が濃くハリがあるものを選びましょう。
鮮度が落ちると固くなって食べにくくなりますから、
買ったらその日のうちに食べたほうがいいです。

ほうれん草と同様にアクがありますから、アク抜きをする必要があります。
保存する場合は、サッとゆでて、水気を硬く絞り、ラップに包んで冷凍しましょう。
ゆで過ぎるとビタミンCが失われますから、サッとで。

独特の粘りや味が苦手な人も多いですから、
味や食感が悪くならないうちに食べきることをお勧めします。

モロヘイヤの栄養素(100gあたりの成分)

五訂日本食品標準成分表より

エネルギー:38kcal
食物繊維:5.9g
カロテン:10,000μg
ビタミンC:65mg
ビタミンE:6.6mg
ビタミンB1:0.18mg
ビタミンB2:0.42mg
ビタミンB6:0.35mg
ビタミンK:640μg
葉酸:250μg
パントテン酸:1.83mg
カリウム:530mg
カルシウム:260mg
マグネシウム:46mg
鉄:1.0mg
亜鉛:0.6mg

モロヘイヤの健康効果

夏バテ改善に役立つ

モロヘイヤ最大の特徴といえば、あのネバネバではないでしょうか?
夏バテの特効薬とも言われる山芋のすりおろしと似ていますよね。
あのネバネバ成分は『ムチン』というものなのですが、
実際、モロヘイヤにも多く含まれています。

ムチンとは、糖質とタンパク質からできた多糖質です。
タンパク質の消化を促したり、消化器の粘膜を保護して消化不良や
食欲不振を防ぐことで、夏バテで疲れた胃のトラブルを予防してくれます。

また、胃や腸管を刺激することで、便秘改善などを促してくれますし、
コレステロールや血糖値の上昇を抑える作用もあると言われています。

夏場、食欲がわかない時に、パウダー化されたモロヘイヤを味噌汁やスープに
振り入れるだけでも夏バテ対策になりますよ。

動脈硬化・高血圧を予防

モロヘイヤは様々な栄養成分を含んでいます。
その中の一つ、β-カロテンやビタミンEには体内の活性酸素を除去する働きがあります。
血中の脂質の酸化を防いで血管を若々しく保つことで、
動脈硬化の予防や改善に効果あると言われています。

また、ポリフェノールの一種であるケルセチンも豊富に含まれています。
このケルセチンは、強い抗酸化作用を持っているので、
ビタミンCやビタミンEと共に、細胞の老化を防止したり、
血管が傷つくことを防いでくれます。

さらに粘り成分であるムチンには、余分なコレステロールが体内に吸収されることを抑え、
血中コレステロール値の上昇を抑える効果があります。

そして、余分なナトリウム(塩分)を体外に排出する働きがあるカリウムも多いので、
血圧を下げて、高血圧を予防してくれる効果も期待されています。

糖尿病の対策にも

モロヘイヤの粘り成分であるムチンは、高血糖を抑制する効果も期待できます。
なぜかというと、糖が細胞に吸収されるスピードを緩やかにしてくれることから、
血糖値の上昇が抑制されるのです。

このことから、糖尿病の予防に効果があると言われています。

ラーメンやうどんなどは小麦、つまり炭水化物が原料ですから、
血糖値を急激に上昇させます。
ですから、これらにモロヘイヤパウダーを振りかけることで
血糖値の上昇を緩やかにすることが期待できます。

がんを予防する

高温で乾燥した過酷な地域が原産のモロヘイヤは、
活性酵素の活動を抑える抗酸化成分のクロロゲン酸やケルセチンなどのポリフェノールが豊富に含まれます。

β-カロテン、ビタミンE、ビタミンCも、活性酸素のひとつであるフリーラジカルを無効化するのに活躍します。
これらを豊富に含むモロヘイヤは、ガンを防ぐ野菜と言えます。

特にムチンは、胃壁を保護する働きを持っています。
実は胃液や唾液にも含まれていて、常に粘膜の損傷を防いでくれています。
そのため、胃炎や胃潰瘍を予防する効果が期待できるため、胃がんの発症も抑えてくれるんです。

便秘改善と美肌効果

モロヘイヤはムチンやマンナンといった食物繊維もたくさん含まれています。
そのため、便秘解消にも効果的です。

モロヘイヤに、ヨーグルトやはちみつとを加えてミキサーにかけたジュースを
朝食時に飲むのもおすすめです。

モロヘイヤにはβ-カロテンが豊富に含まれますが、
β-カロテンから変換されたビタミンAは、皮膚や粘膜を丈夫に保つ作用や免疫力を
高める作用があります。
肌のカサつきや肌荒れの改善や、口内炎や風邪の予防にも効果的です。

美容に関しては、紫外線によって発生した活性酸素を除去するβ-カロテンが、
シミやそばかすの原因となるメラニン色素の発生を抑制しますし、
若返りのビタミン言われるビタミンE、コラーゲンの生成を促進し肌のハリが保たれることにより、
シワの予防や改善にも役立つビタミンCが含まれます。
いろいろな栄養分の相乗効果で、美肌に導いてくれますよ。

貧血を予防する効果

モロヘイヤは貧血の対策にも効果的です。
酸素を運ぶヘモグロビンの材料となる鉄に加えて、
鉄の吸収を高めるビタミンCも豊富だからです。

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