治療に手術も検討「直腸瘤(りゅう)」

便が出ない

便秘の中でも、女性に特有で治療に手術も検討されるのが「直腸瘤」です。

これは、近年わかってきた直腸の機能性障害で、
病院で検査しないとわからないものです。

なにをやっても、どうしても改善しない便秘の方は、
一度検診を受けてみてはいかがでしょう?

直腸瘤って何?

直腸瘤とは、直腸にポケット状の袋ができてしまったものです。
そこに便がたまることで、強い残便感を生じます。

自分は、“ためしてガッテン”で知ったのですが、
画像を見てびっくりしました。

便が直腸の脇にたっぷりと残っているんですから!
その時見たポケットの大きさは、5cmほどでしたが、
これはたまったものではないでしょう。

直腸瘤ができる原因

なぜこんな袋ができてしまうのでしょうか?

胃袋なら別腹ができることが分かっています。
テレビでレントゲン写真を見たことがありますが、
本当に隙間ができるんですよね。

まあ、それを見る前でも、
妻と母が、レストランに行ってお腹いっぱい食べた後でも、
「どこに入るんだ?」と思えるくらい
デザートを食べまくる姿を見ていたので、
何となく実感していましたけど。

直腸の場合はというと、
強くいきみ続けることで壁に圧力がかかって、
ポケットができてしまうのだそうです。

女性の場合、
加齢や出産などで直腸と膣の間にある壁が弱るから起きやすいとのことです。

また、肛門の開け閉めをする働きを持つ「骨盤底筋」が固くなることで、
肛門が開かず、便が出て行かなくなって、
壁への圧力が増えることもあります。

このような状態の人が排便時に強くいきむことで、
弱い壁に圧力がかかって、こぶができてしまうんですね。

これが悪化すると、ポケットに便がたまりすぎて、
腸管が膨れ上がってしまうこともあるのだそうです。

想像しただけでも、震えがきます・・・。

直腸瘤になると、
 1:ボールペン程度のの細い便
 2:残便感
 3:お腹が張る
 4:いきむと肛門に激痛が走る などの症状が現れます。

直腸瘤の治療法

「骨盤底筋」が固くなっている場合は、
バイオフィードバック療法といった理学療法が効果的です。

肛門から直腸に特殊な風船を入れる治療法です。
それを、中で膨らませて、便の代わりに出すトレーニングをします。

これを何度も繰り返していると、
骨盤底筋を緩めるコツがつかめて、スムーズに排便できるようになります。

費用は、一回¥1,000~2,000くらいです。
一般的には、5回くらいの治療で改善すると言われています。

ただ、バイオフィードバック療法で改善しない場合や、
直腸のポケットが大きい場合は、手術が検討されます。

この手術は「恥骨直腸筋縫合術」と呼ばれ、
骨盤底筋の一部を縫い合わせ、筋肉の壁をポケットの前につくる施術になります。

こうすることで、
強くいきんでもポケットに便が入らなくなります。

費用はだいたい、7~8万円くらいのようです。

こうなってしまうと大変ですから、
程度の軽いうちに対処したいですね。

ぜひ、当ブログの、
便秘解消の生活習慣や、便秘を防ぐ食べ物などの記事を参考にしてください。

3日に1度が、2日に1度になるだけでも、
全然スッキリ感が違いますよ♪

参考文献
スーパー便秘に克つ!』 (山名哲郎 著)
『ためしてガッテン』(NHK)

次回→「直腸便秘を予防する~強く息まずに出す方法」に続く

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