直腸便秘の原因と症状

直腸性便秘

これまで、弛緩性便秘痙攣性便秘をご紹介してきましたが、
今回は直腸性の便秘をご紹介します。

直腸便秘(直腸性便秘ともいいます)、
このタイプは便意を感じる神経が鈍くなることで起こるものです。

NHKの『ためしてガッテン』や『あさイチ』で“スーパー便秘
として特集されたことで有名になりました。

健康な場合は、ある程度の量の便が肛門に接続してる「直腸」にたまると、
便意を感じる信号が脳に発せられて、排便したくなります。

ところが、何らかの理由で、
この回路に異常が生じる場合があるのです。

直腸便秘の種類

例えば、最近増えている下剤の乱用。

出ないからといって、下剤に頼っていると、
だんだん効き目が薄くなって、薬の量が増えていきます。

すると、腸が下剤の刺激に慣れてしまって、
ますます悪化してしまうのです。

この症状は『薬物乱用型便秘』と呼ばれます。

ほかにも、便意を我慢しすぎて起こることがあります。

便意の抑制を続けることによって、
直腸内の反射が鈍くなり、
結果、便がたまっても便意が生じなくなるのです。

たまっているのに出ない。
これは、非常につらい状態です。

「強くいきまないと便が出ない」
「強い残便感がある」

という方は、このタイプであることが多いです。

当然ですが、便が大腸ある時間が長いのですから、
水分がどんどん吸収されて硬い便になって、
さらに出にくくなります。

まさに悪循環ですね。

直腸性便秘を予防と改善法

直腸性便秘を予防と改善には、
何と言っても、便意を我慢しないことが大切です。

外にいる時や職場にいるときなど、
“大きい方”をするのに抵抗感を感じる方もいるでしょうが、
それが便秘のもとになります。

出したいときには出すのが自然の流れです。
そのために、きちんとした排便習慣を身につけましょう。

毎日決まった時間に出すサイクルに乗るのが理想です。

自分は小学生の時、
学校で大便をすると、ガヤされたので、
朝、家を出る前に済ませる習慣をつけたのですが、
これが原因で、子供のうちから便秘気味になることもあります。

小さいうちからの生活習慣は、大人になっても影響しますから、
早いうちに、いい排便習慣を身につけさせたいものですね。

また、すでに直腸性便秘になっている人が、
浣腸や下剤などを使ってしまうと大変なことになる恐れがあります。

直腸に強い刺激が加わることで、さらに直腸が鈍感になって、
便秘をひどくすることがある上、
出ない状態で押し出そうとするので、
苦しい思いをするからです。

生活習慣の改善だけで治らない場合は、
便秘外来を受診するのも手です。

あ、あと注意点を一つ。
このタイプでは、食物繊維を大量に摂ると悪化する危険があります
出口がつまっているのに、便がどんどん溜まるので、
余計にお腹が張って苦しくなるからです。

「便秘の種類を見極めましょう」と繰り返しているのは
このためです。

次回→「治療に手術も検討「直腸瘤(りゅう)」に続く

関連記事

コメントは利用できません。

私が書いてます

管理人の光太郎です

当ブログ管理人の光太郎です。
健康な毎日を過ごすための豆知識を書いていこうと思います。

健康になる食材大辞典

ページ上部へ戻る