老化の原因、腸内ガスを減らして便秘を直す~みんなの家庭の医学

2/25放送の“たけしのみんなの家庭の医学”で、便秘に関する新常識が放送されました。
今までは、便秘を解消する方法として、食生活と運動の2つを見直すのが王道でしたが、
何と、他にも便秘を引き起こす理由があったというんです。
腸の老化を促進させるガスを排出することで便秘を解消
東邦大学医療センター大森病院総合診療科教授、瓜田純久先生によると、
便通異常を引き起こす原因には、腸に水素やメタンガスといったガスが充満することがあげられるとのことです。
これらのガスが腸に溜まると、腸の老化を促進してしましい、お通じの調子が悪くなってしまいます。
ガスを溜める生活習慣とは?
食事に気を使っていても、便秘が治らない人は、このガスがかかわっているかもしれません。
常にお腹が張っている気がする人は、要注意です。
なぜ、腸にガスが溜まってしまうかなんですが、その訳は、やはり生活習慣にあります。
それは意外にも、食事の内容ではなく、食事を摂る時間にありました。
時間にあるとは驚きですね。
詳しく言うと、
食事と食事の時間を8時間以上空けること。
これが、ガスを溜めず、便通を回復させるカギになります。
食べ物を食べると、小腸がぜん動運動を開始して、食べたものを押し出そうとします。
このタイミングが、食べてから8時間後。
逆に言うと、8時間経たないうちに何か食べてしまうと、腸内時計がリセットされて、そこからまた8時間すぎないとぜん動運動が起きないのです。
つまり、ダラダラと食べ続けていると、腸の動きが止まったままになり、食べカスが排出されずに発酵して、ガスができてしまいます。
食っちゃ寝、食っちゃ寝しているのが、一番悪いということになりますね。
これを防ぐには、一日のうちに、食事の時間を8時間以上あけるタイミングを作ることです。
一番簡単なのは、寝ている時ですね。
朝食を食べる時間から逆算して、8時間前からは物を食べないようにする。
朝7時に朝食を食べるなら、夜11時を過ぎたら、飲み食いしないことです。
1日10分!ガスを減らして便秘解消 腸が若返るポーズ
番組では、小腸を刺激してガスの排出を促すポーズが紹介されていました。
何とも簡単で、「うつ伏せ」になるだけです。
腹ばいになることで、小腸が重力によって刺激されるそうです。
1日10分うつ伏せになり、
さらに刺激を加えるため、左右にごろごろ転がる動きを5回行います。
この運動と、
1日1回、8時間以上何も食べない時間を作ることで、
しつこい便秘が改善するかもしれません。
ウチの母と妻も、
「腹が減った」と、毎晩のように夜食を要求していたのが、便秘の原因だったかもしれません。
これからは、心を鬼にして、夜食は控えてもらうようにします。
例え身の危険を感じ、家庭内の不和を引き起こしたとしても、母と妻の健康には換えられません。
