血液がドロドロになる原因は?

これまでの記事で、ドロドロになった血液がさまざまな病気を引き起こすことがわかりました。
さて、それなら、
なぜ血がドロドロになってしまうのかを考えてみましょう。
かつて優しかった女性の心がドロドロしてくるのは、
夫の甲斐性がないのが一因だというのは、自分の体験からわかります。
健康なうちは、血はサラサラしているのですから、
粘度が高くなるにも、そうなる原因があるはずです。
乱れた生活習慣がサラサラをドロドロに
和食を世界遺産に
その理由は、これまで何度も言及してきた「生活習慣の乱れ」です。
これが、さらさらだった血液をドロドロに変えていきます。
例えば、自分が最も影響があると思っている「食習慣」。
カロリーの摂りすぎ、塩分過剰、脂肪過多、野菜不足、魚離れ・・・
現代人の食生活はバランスが崩れまくってます。
これで体の調子がおかしくならない方がおかしいくらいです。
日本では食事内容が西洋化してきましたが、
逆に欧米では、和食が長寿食、健康食として注目されています。
食事を野菜と魚中心にすると、血がさらさらに戻りますし、
魚の脂に含まれるDHAとEPAは血栓を溶かす作用もあります。
日本人は、日本の伝統食に誇りを持ち、敬意を払うべきだと強く思います。
運動不足と水分不足とその他の理由
さらさら血がドロドロしてくる理由には、運動不足と水分不足もあります。
運動不足が続くと、脂肪が燃焼しないため、
血中の脂肪が増えて脂質異常症になります。
また、血の主成分は水分ですから、
体の水分量が減ると血がネバネバしてくるのは当然です。
このほかの原因としては、やはり喫煙。
そして、過度の飲酒も考えられます。
ちなみに、ストレスも当てはまります。
自律神経が乱れて、血行が悪くなるからだそうです。
精神的なものまで影響するんですから驚きですね。
妻の機嫌を損ねないよう、
常に過剰なまで気を配っている自分の血が
どうなっているのか心配なところです。
次回は、「ドロドロ血になるのを予防する方法」を考えてみます。
